2015年06月18日scene10:ライブ前の楽屋

 

翼「ユウ、それ取って」

悠司「ん?あぁ、はいよ」

翼「ん。襟、折れてる」

悠司「え、どこだ?」

翼「直す。後ろ向いて」

悠司「おぉ、ありがとうな」

 

隼斗「戻った~」

悠司「おかえり。もういいのか?」

隼斗「おう!つーか、もう戻れば?って追い返された~」

悠司「相変わらずだな(笑)」

隼斗「ほんと素直じゃねーよなー」

翼「来てくれるだけいいんじゃない?」

隼斗「まぁな~」

悠司「颯太くん、だっけ?」

隼斗「そう!ちびすけだ!」

翼「そういうこと言うから…」

悠司「仮にも後輩だろ?俺達と同じ高校らしいじゃないか。あんまりいじめるなよ~?」

隼斗「だって、ちっせーんだもん」

翼「言っていいことと、悪いことがある」

悠司「…翼も気にしてるのか?」

翼「別に。この身長でも困ってない。でも、気にする人はする」

隼斗「あれ?翼、身長いくつだっけ?」

翼「176」

悠司「え、そんなにあるのか?」

翼「…どういう意味」

悠司「あ、いや、そんなに伸びたんだなぁと…」

隼斗「悠司、お前いつの翼と比べてんの?」

悠司「そうか、俺の記憶の中では高1くらいで止まってるな」

翼「上書きして」

隼斗「俺らの中で一番デカい悠司に言われると、嫌味だしなー」

翼「隼斗っていくつ?」

隼斗「え?ハタチ!」

翼「…話の流れ」

悠司「身長だろうな、この場合」

隼斗「あぁ、身長な。いくつだろ?もう覚えてないな」

悠司「大学で身体検査しただろう?」

隼斗「春だろ~?もう覚えてねーよ。よし、音チェックしーよお」

悠司「はいはい」

 

・・・・・・・・・

 

 

SS10


翼「隼斗、そろそろ時間」

隼斗「へいよ~。うーん、前髪が決まらねー!」

悠司「毎回スタッフさんに迷惑かけるんだから、早くしろよ?」

隼斗「わーってるよ!あ、そうだ!」

翼「なに?」

隼斗「今日は颯太だけじゃなくて、あいつらも来てるぞ、えーっと…」

 

隼斗「にじいろ5!」

悠司「・・・そんな名前だったか?」

翼「COLORFUL5じゃない?」

悠司「あぁ、なるほど。惜しいような、惜しくないような…」

隼斗「そんな感じだ!そのー、COLORFUL5全員で来てたぞ~」

悠司「おー、そうなのか。それなら、楽屋に来てくれればよかったのに」

隼斗「呼んだんだけどさー、良いって。集中してるとこに悪いからって」

翼「よくできた後輩だね」

悠司「そうか。なら、終わったら会いに行こう」

隼斗「おう!よっしゃ、それじゃ、いきますかー!」

翼「ん。

悠司「あぁ。」

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